マナーを知っておきたい!
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- 犬の散歩ではマナーが大切
- 犬の散歩をするときの持ち物
- 犬の散歩では必ずリードを着ける
- リードは短く持って散歩する
- 排泄をしたら後片付けをする
- 人と会ったときの対処法
- 他の犬と会ったときの対処法
- 飛びつきや吠えは止める
- まとめ
本記事の信頼性
にゃんぽん:管理人
- ミニチュアダックスフンド飼育歴3年
- 愛玩動物飼養管理士2級
- ドッグトレーナー通学8ヶ月目
- 犬を飼い始めたのがきっかけで、犬の勉強をしています
犬の散歩を始めると、次に気になってくるのはマナーではないでしょうか。
散歩中のマナーを知っておくことで、余裕を持って行動することができるので、ぜひ覚えておきましょう!
もくじ
犬の散歩ではマナーが大切
忘れがちなことですが、全ての人が犬好きというわけではありません。
犬嫌いな人や、犬は好きでも犬アレルギーがあって近づけないという人もいます。
他の人へ嫌な思いをさせないようにする気づかいも飼い主に求められるマナーです。
犬の飼い主として、マナーをしっかり守って、楽しく散歩をしましょう。
犬の散歩をするときの持ち物
散歩に必要な持ち物は、基本的に次の6つです。
- 首輪・胴輪(ハーネス)
- リード
- 迷子札
- 排泄物用ビニール袋
- ウェットティッシュ(ティッシュでも良いです)
- 水(飲み水と排泄時の洗い流しに使います)
次の6つも持っていると、急な寄り道もできるのでオススメです!
メモ
- 装着式ライト(夜間の散歩用)
- 散歩バッグ(匂い漏れのしないもの)
- トイレシート(おしっこを吸い取る際に使います)
- マナーベルト、おむつ(店舗や屋内に入る際に使います)
- おやつ
- おもちゃ
犬の散歩では必ずリードを着ける
散歩をするときは、リードを必ず着けてから歩かせましょう。
基本的なリードの持ち方は、指に引っ掛けて離さないようにしっかり持つことです。
リード無し(ノーリード)で歩かせている飼い主さんもいますが、”普段は”おとなしい犬や、”普段は”飼い主の側から離れない犬であっても、何かの拍子で急に飛び出したり、逃げ出したりする可能性があります。
周囲の人に迷惑がかかるのを防ぐためだけでなく、犬自身の安全を守るためにも、必ずリードを着けて、しっかり持って歩くようにしましょう。
リードは短く持って散歩ずる
リードを持つときは短めに持ちましょう。
これは犬の動きをコントロールしやすくするためです。
例えば、道路で急に車が走って来たときにリードを長く持っていると、犬を近くまで引き寄せるのに時間がかかります。
急に引っ張ると犬が嫌がって抵抗する可能性もあるので、かなり危ない状況になります。
伸縮式のリードの場合は、最初のうちは短い長さで固定して使うか、伸びないリードを使うほうが良いです。
犬の大きさにもよりますが、リードで犬の動きをコントロールできる長さは50cm〜1m程度なので、どのぐらいの長さであれば愛犬の行動をコントロールできるか試しておきましょう。
リードを長く伸ばしているときに急に引っ張ることで、犬の首やのどにダメージをを与える可能性や、首輪自体をつけるのを嫌がるようになる可能性もあります。
排泄をしたら後片付けをする
散歩中のマナーとして欠かせないのが、排泄のマナーです。
家の壁や電柱など近所の人が嫌な思いをする場所や、道路の真ん中などでは排泄をさせないことが重要です。
もし、迷惑になる場所でおしっこをしてしまったら、綺麗に拭き取るか充分に水をかけて洗い流しましょう。
うんちは拾って持ち帰るのがマナーです。
匂いが漏れないように、ビニール袋へ入れてしっかりと口を結びましょう。
排泄のマナーが欠けていると、近隣でのトラブルになるだけでなく、犬を飼っている人のイメージ全体が悪くなります。
犬と自由に散歩ができる社会であるためにも、周囲の人に不快感を与えないように注意して綺麗に片付けましょう。
人と会ったときの対処法
散歩をするときは、犬を人の横に付けて歩かせることが基本です。
しかし、最初から犬を人の横に付けて歩かせるのは難しく、しつけが必要になります。
ここでは、まだしつけが完全ではない場合にも対処できる方法を説明します。
一定の距離(パーソナルディスタンス)をとる
散歩中には、いろいろな人とすれ違う機会がありますが、犬が気にする距離(パーソナル
ディスタンス)以上の距離をとって、犬の意識を人から逸らしてからすれ違うようにするのが良いです。
犬によって気にする距離が違うので、前方から人が来るのが見えたら、愛犬の様子を見ながらパーソナルディスタンス以上の距離をとるようにしましょう。
犬と人の間に自分の体を入れる
距離が取れずにすれ違うときは、犬と人の間に自分の体を入れることが基本になります。
飼い主が間に入っていることにより安心感を与えるのと同時に、犬を人に近づけない壁の役目を果たせます。
まず、反対側から人が来たときに犬の状態を確認します。
犬が怖がって立ち止まるようであれば一緒に立ち止まって、犬と人の間に自分の体を入れて、人が通り過ぎるのを待ちましょう。
警戒しつつも歩けそうであれば、犬と人の間に自分を入れて、そのまま犬の様子を見ながらすれ違いましょう。
怖い対象から早く離れたいという思いから、すれ違った途端に走り出す犬もいるので、リードはしっかり持って備えておきましょう。
道の端っこを歩く
人と一定の距離をとることにも繋がりますが、道の端っこを歩かせていれば犬が苦手な人のほうが先に避けてくれる場合もあるでしょう。
道の真ん中を歩かせていると通行の妨げにもなり、周囲に不快感を与えることにもなるので、できるだけ道の端っこを歩かせるように練習しましょう。
周囲の人に気を配って歩く
犬を連れているときは、周囲の人に気を配ることが大切です。
怖がる素振りを見せたり,嫌そうな顔をしたりと言った、細かい素振りに気づくことで、犬の動きを止めることができます。
もしそのような人を見かけたら、一旦立ち止まって、先に通り過ぎてもらいましょう。
他の犬と会ったときの対処法
他の犬に会ったときは、犬同士の様子を見ながら動きに注意しましょう。
お互いが興味を持って近づくようであれば挨拶をさせるのも良いですが、近づける前に相手の飼い主へ声を掛けてからにしましょう。
相手の犬が怖がったり、吠えたりする場合は無理に近づけずに通り過ぎましょう。
無理に挨拶をさせようとすると、嫌な思いをしたというトラウマになり、犬嫌いになってしまう危険性があります。
飛びつきや吠えは止める
人や犬に会ったときに、飛びついたり吠えたりすることがあります。
飛びつき・吠えの要因としては、人や犬が大好きで嬉しさからする場合や、逆に恐怖から攻撃や威嚇の意味でする場合があります。
犬にその気は無くても、人によっては飛びつかれて恐怖を感じたり、服が汚れて嫌な思いをしたりするので、最初から飛びつかせないようにしましょう。
吠える場合も同様に、急に吠えられたことでびっくりして転んで、怪我をするかもしれないので、最初から吠えさせないことが大事です。
しかし、最初から飛びつきや吠えの行動を止めるには、普段からのしつけによって慣らしておくことが必要になるので、しつけがまだ完全にできていない場合は、人と必要以上に近づけないことが大事です。
特に、家の中でも飛びついたり、吠えたりする傾向が見られる場合は注意しましょう。
では、もし飛びついたり、吠えてしまった場合はどうしたらよいでしょうか?
答えは、すぐに犬の行動を止めることです。
犬は、飛びつきや吠えの行動を繰り返すことによってテンションが上がっていくので、すぐに人から距離を離して犬の行動を止めるようにしましょう。
まとめ:マナーを守って行動しましょう
今回は、犬の散歩マナーについて解説しました。
行動のポイントを8つにまとめます。
ポイント
- リードを必ず着けて、短く持つ
- 排泄物は片付ける
- 周囲の人と一定の距離をとる
- 人とすれ違う時は自分の体を間に入れる
- 道は端っこを歩く
- 周りの人への配慮を忘れない
- 他の犬に急に近づけない
- 飛び付かせない、吠えさせない
散歩のマナーを覚えたら、次はマナーを守ることが大事になります。
ぜひ、マナーを守って愛犬と楽しい時間を過ごしてください!